点滴療法とは
現代人の偏った食生活、ストレスなどから引き起こされる諸症状の改善やアンチエイジングなど幅広い健康のニーズに応えられる、症状の改善を目的とする医療行為です。症状や身体の状態に合わせて必要なビタミンや有効成分を静脈内に投与するため、サプリメントを経口で摂取するのに比べ非常に高い効果を直接的に働きかけることが期待できます。
点滴療法は、癌(がん)やパーキンソン病といった病状の回復から、予防や再発の防止などにも適応とされています。
お客様一人一人のお悩みに対して最適なメニューをご提案でき、お一人お一人にオーダーメイドで治療を受けていただくことができることも点滴療法のメリットでもあります。
まず一度、受診をしていただきご相談ください。
Information
2024年4月2日 | ニンニク注射期間限定の割引 |
2023年1月2日 | 点滴療法価格改定のお知らせ |
2018年11月8日 | 高濃度ビタミンC療法について |
2018年9月1日 | 超大量高濃度ビタミンC療法のための検査 |
2018年6月7日 | 血液クレンジング療法、点滴療法について |
点滴療法の種類
- 血液クレンジング療法(オゾン療法)
- 高濃度ビタミンC点滴療法
- プラセンタ
- スーパーニンニク注射
- マイヤーズカクテル治療
- グルタチオン点滴
受付時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 9:00〜11:00 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
午後 1:30〜3:30 | ◯□ | ◯□ | ◯□ | / | ◯□ | / |
午後 4:00〜6:00 | ◯ | ◯ | ◯ | / | ◯ | / |
- □
- 血液クレンジング療法(オゾン療法)予約制
- ◯
- 血液クレンジング療法を除く点滴療法・遺伝子検査
点滴療法の詳細
- 血液クレンジング療法(オゾン療法)
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血液クレンジング療法(オゾン療法)
ヨーロッパなどでは、B型C型の肝炎や、HIVのウイルスの増殖を抑えるためにオゾン療法が用いられています。狭心症や心筋梗塞など虚血性疾患に対しては、虚血性心疾患の後の治療法として、オゾン療法が行われています。他にも、老人性網膜変性疾患、アトピー性皮膚炎などアレルギー・自己免疫疾患にも用いられます。また、免疫力を上げる作用に優れていることから、がんの補完療法として外科手術後に使用されています。
適応
- がん、悪性リンパ腫
- 自己免疫疾患(慢性関節リウマチ、多発性硬化症、クローン病、アトピー性皮膚炎、エリテマトーデス)
- 線維筋痛症
- ウィルス性疾患(B型,C型肝炎、HIV、パピローマウィルス、帯状疱疹)
- 慢性腎不全
- 慢性疲労症候群
- 脳神経退行性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病、痴呆)
- 呼吸器疾患(肺気腫、COPD)
- 真菌感染症
- 眼科疾患(白内障、緑内障、加齢性黄斑変性症)
- 動脈閉塞性疾患(心筋梗塞、脳梗塞)
- 下肢静脈瘤
- 糖尿病(糖尿病性末梢神経障害、糖尿病性壊疽)
禁忌
- 甲状腺機能亢進症
- G6PD欠損症
- 妊婦
血液クレンジング療法(大量自家血オゾン療法)の作用
血液クレンジングの効果としては、- 体内の酸素化があります。特に普段、酸素が行き渡らない虚血部位を酸素化します。
- 血液流動性の改善による末梢循環の改善。
- 免疫機能の向上。
- 細胞を活性化することによってATP産生の増加、SOD等の上昇で抗酸化力を向上させる。
- アンチエイジング効果
体内の酸素化
オゾンガスを静脈から採血した血液に暴露すると、動脈血の様に赤く鮮紅色になります。赤くなっているのは酸素がヘモグロビンと結合したからですが、作用機序の上では、あまり意味はありません。(オゾンガスの95%以上は酸素です)体の中に戻した時に、100ccの酸素化した血液が戻ったからといって、体全体が酸素化するということはありません。この治療の本体は、オゾンが血液と反応して、そこに発生する物質が体内にて段階的に連鎖反応を起こします。
末梢動脈循環障害患者にオゾン療法を行うと赤血球が末梢で酸素を離しやすくなり、もともと虚血だった部位に酸素が供給されます。
また、オゾンガスを直腸注入する治療法においても、末梢の血流が改善することが確認されています。
血液流動性の改善
血液流動性を見る血液サラサラ検査を行うと、血液どろどろ状態の患者さんでは、血液クレンジング療法により、大きく改善する結果が見られます。
この効果は、1〜2週間は続くことが期待されています。
免疫機能の向上
オゾンが白血球の単球や顆粒球などに反応した場合に、インターフェロンなど免疫に関わる因子が、オゾン治療の適正な投与により、上昇が見られます。
日本で行われた研究のデータでは、オゾン療法を行ったあとでは、C型肝炎ウイルスのRNAが下がっているという結果が得られています。
アンチエイジング効果
オゾン療法は細胞を活性化し、細胞の活性化や、抗酸化力を上昇させることなどの効果があり、アンチエイジングが期待できます。
抗がん剤の副作用軽減
抗がん剤の副作用の原因のひとつとして、抗がん剤の作用により、活性酸素が増加することが考えられています。オゾン血液クレンジング療法により、活性酸素を除去することで、悪心、嘔吐、食欲不振などの消化器症状は、速効性に副作用を軽減できることが期待できます。
また、抗癌作用が期待される高濃度ビタミンC療法との併用により、癌治療において、体調の維持、改善にとって、有効とされています。
本説明は、日本酸化療法医学会を参考にしています。
詳しくは、日本酸化療法医学会HPを参照してください。
http://jsom.jp/ - 高濃度ビタミンC点滴療法
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高濃度ビタミンC点滴療法
超高濃度ビタミンC点滴療法
2005年にNCI(米国国立がん研究所)、NIH(米国国立衛生研究所)、FDA(米国食品医薬品局)、アイオワ大学フリーラジカル・放射線研究所に所属する研究チームから、「副作用のない理想的な抗がん剤」という旨の論文が発表され、それを機に全米中に広がった先進的な治療法です。現在、米国では、副作用のない癌治療として約2万人以上の医師が導入しています。
抗がん治療としては、通常の高濃度ビタミンC療法でのビタミンC25gよりも多い50gや75gを使用するため、超高濃度ビタミンC療法と言われています。
この治療を行うにあたり、G6PD活性を確認する必要があります。 G6PD活性の無い場合、75gと多量のビタミンCを投与すると副作用のリスクがあるためです。高濃度ビタミンC点滴療法の効果
- 免疫力の向上
- コラーゲン増加作用
- 抗酸化作用
- 鎮痛作用
- 抗アレルギー作用
- 排毒(デトックス)作用
- 抗炎症作用
- 抗加齢作用
- しみ、しわ、肝斑の改善
- 美白効果
- ニキビの改善
- かぜ、インフルエンザの諸症状の緩和
- 抗動脈硬化作用
- うつ病、統合失調症、慢性疲労症候群による諸症状の緩和
- プラセンタ
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プラセンタ
製品
- ラエンネック
- メルスモン
2種類をご用意しています。
- 適応
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- 更年期障害、美白治療など。
- 治療法は、ご相談のうえ決めていきます。
注射間隔の例
- ラエンネックでは
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- 週1回、月2回、1回あたり2〜3A 筋注または皮下注
- 推奨パターン 開始1〜2週目 2〜3回/週 → 3週目以降 1回/週
メルスモンを使用の場合、保険適用の場合があります。
欠点
- 感染のリスクを回避するため献血を控える必要があると言われています。
- アレルギー症状 発赤、腫張、発熱、むくみ、下痢など
- スーパーニンニク注射
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スーパーニンニク注射
- 適応される症状や病気
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- 疲れが溜まっている
- 元気が出ない
- 風邪を引きやすい
- 寝ても疲れがとれない
- 夏バテする
- 肩こり、腰痛が続いている
- 冷え性である
- 倦怠感が抜けない
- よく寝ているのに、全然疲れがとれない
- 疲れがたまっていても、なかなか仕事を休めない
- 冷え症や虚弱体質で、よく風邪を引く(一度かかると治りにくい)
- 緊張型頭痛や肩こり、腰痛に悩んでいる
疲れの原因は、乳酸にあります。
これはエネルギーを消費したときに発生し、疲労感を招くものです。
にんにく注射の代表的な成分、アリナミン(ビタミンB1)は疲労の原因である血液中の「乳酸」を分解してエネルギーに変える働きがあります。
また、糖質を分解し身体や脳が活動するときに必要な燃焼エネルギーを作り出す働きももっています。
体内にビタミンB1が不足すると、エネルギーを作り出せなくなり、さらに疲労物質が溜まり、だるさや疲れが蓄積されていってしまうのです。
また、分解されなかった糖質は脂肪へと変わって、肥満につながることもあります。
にんにく注射は短時間で効果的にビタミンB1を体内に補給することができます。
疲れやだるさ、肩こり、冷え性などでお悩みの方は、ぜひ、にんにく注射を試してみてください。にんにく注射と呼ばれる理由は、注射中の臭いにあるともいわれています。
静脈注射でアリナミンを接種する際に、強いにんにくのような臭いを感じます。
しかし実際は身体から臭いが出ているということはなく、注射を終えた後は身体から匂いがするということはありません。 - マイヤーズカクテル治療
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マイヤーズカクテル治療
- 適応
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- 疲れやすい・慢性疲労
- 生理不順
- 気管支喘息
- 鼻やのどの炎症
- アレルギー性鼻炎(花粉症)
- 線維筋痛症
疲労でお悩みの方はもちろん、アスリートの運動能力向上などにも効果が期待出来ます。
マイヤーズカクテルは患者様の身体の状態やお悩みにあわせて、ビタミンB1, B2, B3, B5, B6, B12、ビタミンC、マグネシウムなどを混ぜあわせ、点滴を行っていきます。
ビタミンB群は新陳代謝を促す効果があり、ビタミンCは細胞の保護や免疫力を高める効果、またマグネシウムは血圧を下げる効果があります。
栄養素それぞれのもつ効果を利用し、数多くの目的に効果を発揮する点滴療法です。
サプリメントなどに比べて点滴療法は直接静脈内に注入するため、体内への行き渡り・吸収が早く、より高い効果を期待できます。
- グルタチオン点滴
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グルタチオン点滴
- 疲れやすい・慢性疲労
- 風邪を引きやすい
- 食欲不振や全身の倦怠感
- 気管支喘息
- アレルギーがある
- 湿疹、皮膚炎、じんましんなどの皮膚疾患
- 炎症後の色素沈着
- 肝炎・脂肪肝・すい炎
- アンチエイジング(抗酸化)
- パーキンソン病
日本ではあまり知られていないグルタチオン療法ですが、アメリカではパーキンソン病患者の機能改善と、病気の進行を遅らせるための治療として多くの施設で行われています。
グルタチオン療法の最初の報告がされたのは1996年で、パーキンソン病患者9人にグルタチオン600mg i.v.を1日2回、30日間投与したところ、全ての患者に効果が認められ、運動機能の42%が改善しました。また、その効果は3ヶ月持続したと報告されています。
グルタチオン療法の治療は15~30分の点滴を行うというものですので、身体への負担もありません。
点滴終了後から歩行、ふるえ、バランスなどが改善する事例もあり、通常は数回の点滴治療で効果を体感します。
遺伝子検査について
癌の早期発見のため、血液(約5ml)にてわかる遺伝子検査(マイクロアレイ)も対応いたします。
ご希望の方は、お気軽にお問合わせください。
順次、生活習慣病、大腸癌、膵癌に対しての検査も導入予定です。
マイクロアレイ血液検査とは
マイクロアレイとは、がんなどに対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる最新の技術です。血液ががん細胞に反応する状況を世界で初めて遺伝子レベルでとらえることができるようになりました。これを利用し開発されたのが、マイクロアレイ血液検査です。
参考価格
血液クレンジング療法(オゾン療法) | 初回のみ | 20,900円(税込) |
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2回目以降 | 28,050円(税込) | |
高濃度ビタミンC点滴療法 | (25g) | 17,600円(税込) |
(50g) | 24,750円(税込) | |
(75g) | 31,900円(税込) | |
プラセンタ注射 | 1A当たり | 1,320円(税込) |
スーパーニンニク注射 | 3,300円(税込) | |
マイヤーズカクテル治療 | 8,800円(税込) | |
グルタチオン点滴 | 4,950円~(税込) | |
遺伝子検査(マイクロアレイ) | 85,800円(税込) |
- 上記治療以外に、初診料 2,500円は必要となります。
またコース治療以外の場合は、2回目以降 再診料 1,000円かかります。(コース治療の場合、再診料は必要ありません。) - コース治療の場合、上記金額の限りではありません。詳しくはお問い合わせください。